一人暮らしを始めて半年。
寂しくない?なんて聞かれたりもしましたが、寂しいと思ったことは全然なく。
地震や災害が起きて不安に思うことはあるかもしれませんが、これは一人が寂しいというのとはまたちょっと違う気がします。
というか「寂しい」という感覚が分からない。今のところ、寂しいと感じたことがないから。
どこかおかしいのでしょうか?
誰かを気遣う必要がなく、1日のスケジュールも自分で決められる。今までずっと誰かと暮らしてきたから、一人の時間がとても貴重に感じられるのです。
私の場合、結婚しているときも、その後もパートナーの存在自体が大きなストレスになっていたので(笑えない)、いま本当に心から「今が一番幸せ」と言えるのです。
うまくいかなくなったパートナーと一緒にいるときの方が孤独を感じたし、これがいつまで続くんだろう?という不安にいつもさいなまれていました。
あの頃は地球上に自分がたったひとりのような感覚だった。
当時の写真をみると、いつも通りおしゃれして笑ってるけど、目が死んでる。(ここは笑うところ)
ほんと別れてよかった!と思うわけです。
のんびりとした日曜の午後を過ごしていて、山積みとなった本のなかから、出てきた一冊。
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この続編は、あしながおじさんの主人公であったジュディ・アボットの友人であるサリー・マクブライドがジュディが育った孤児院を切り盛りしていく…という別のお話になります。
サリーは良家の娘で、政治家である婚約者がいるのだけど、孤児院の仕事に携わるうちに仕事の楽しさややりがいを感じるようになり、 女性の地位についても深く考えるようになってきます。
そして最後は婚約を解消して、仕事(と、もうひとつの恋)に生きていく決断をするのですが、そのときのサリーの心境に今、とても共感できるのです。
婚約者と口論をして別れた後、彼女がジュディに書いた手紙から引用します。
その結果、ゴードンとは別れることになり二度と戻ってきません。
最後に丘の端に、彼の姿が隠れ消えていくのを一人で見ているうちに、ジュディ、自分が自由で、一人で、自分自身の主人だと気がついた途端、喜ばしい安堵と開放感が広がりました!
あなたにはうまく説明できません。幸せな結婚生活を送っている人は誰も、私がどれほど素敵に一人だと感じたか、わかり得ないと思います。
腕を広げて、私を待ってくれている、突然わがものとなった世界を抱きしめたい気持ちでした。この件に決着がついて本当にほっとしています。
(中略)
結婚したくない相手と結婚する予定がないのは素晴らしいことです。
一生、添い遂げようと思った相手でも、なにかの理由でうまくいかなくなることはあります。一人になるのが嫌だからというのが理由で、ストレスを抱えたまま一緒にいても孤独が募るだけ。楽しくもなんともありません。
今 Twitter でいわゆる「サレ」のみなさんが苦しんでいるのをよく見かけます。
離婚しちゃえばいいなんてことは言いません。それが簡単なことじゃないのは分かりきっているから。
離婚はあなたがいいと思ったタイミングでしましょう。相手に合わせてやる必要はありません。
お子さんがいたり、経済的な不安があったりすれば別ですが、そうでないなら、お金をもらって見切りをつけることをおすすめします。
子どもがいない、自分も仕事をしていて経済的に自立を目指せないわけじゃない、そんな人には『別れたあとの孤独、寂しさについては必要以上に不安になることはない』と伝えたい。
それ以前に、結婚もしてないのにストレスになるような相手ならとっとと別れましょう。時間のムダです。人間そう簡単に変わりません。
浮気するようなタイプはこちらから捨てましょう。
不衛生極まりない。
病気でもうつされたら、どうしますか?命にかかわるような病気になる可能性だってゼロじゃないんです。そんなクズのためにあなたの命を危険にさらさないで。と言いたい。
私は離婚後、同じように離婚している方にアプローチされてお断りしたとき
「今はお一人様でも気楽でいいかもしれません。でも、老後は不安ですよ。病気になったとき、どうするんですか?」
と言われました。
あー、この人とは絶対無理だし、この人が離婚した理由も分かる気がする…と思いましたね。こんな人に従属させられるなら、一人の方がよっぽどマシ。
私は離婚に迷ってぐずぐずしていたときや、ストレスのたまる相手と付き合っていたころの自分より、今の自分が好きです。
自分大好き!!自分が一番大事!自分が一番かわいい!頑張ってる!強い女じゃん!
そんな心境です。
なので、今、パートナーに苦しめられている方には「一人になることも悪いことばかりじゃないよ」と伝えたい。
サリーのように「私が今、どれだけ素敵に一人か」と思えることもあるので、ご自分のためだけに、頑張ってくださいね。