最近、欲しいと思う洋服が売っていなくて、夏はシンプルなコットンの T シャツ、冬はウールのセーター&無印のスキニージーンズというスタイルをここ数年続けていた私。
ですが、最近ひょんなことからアイルランドのメーカー、オニールオブダブリンのスカートにはまってしまいました。
最初はちょっと学生っぽいかな?と思っていたのですが、40代でも全然OKのオールマイティーな魅力にはまっています。
今日は40代の女性にオニールオブダブリンのスカートがオススメな理由について力説していきます!
O’NEIL OF DUBLIN(オニール・オブ・ダブリン)とは
O’NEIL OF DUBLIN(オニール・オブ・ダブリン)はアイルランドの首都であるダブリンという町にあるキルトのメーカー。
アイルランドの民族衣装であるキルト製品を作っているメーカーで、伝統製法に基づく方法でていねい織った織地を使っているのがポイントです。
オニールオブダブリンのキルトに用いられるタータンチェックの種類
(出典:https://www.pinterest.jp/pin/561964859750334349/)
今回、調べて見るまで全然知らなかったのですが、キルトの柄であるタータンチェックって色々な種類があってそれぞれに全て名前がついているんですね。
例えばキャサリン妃が来ているこのスカート。18世紀から英国女王とその家臣が身に着けていた言われる「ロイヤルスチュワート」に似たチェックです。
こちらのワンピースというか、コートドレスは「ブラックウォッチ」。
(出典:https://www.pinterest.jp/pin/464574517808565703/ )
アイルランド軍で用いられているキルトの模様がこちらなんだそう。
見慣れたタータンチェックでも一つ一つに名前と歴史があるなんてすごく素敵じゃないですか?ときめく…。
元々、ピーコートとかダッフルコート、トレンチコートなどのトラディショナルなアウターが好きなので、オニールオブダブリンのスカートは手持ちの服にも合わせやすい!
姉からもらったオニールのおさがりや自分で購入したものを眺めていたら、もう何年ぶりかに物欲とコレクター熱が湧いてきて、せっせと集め始めているところなんです。
40代の女性にオニールオブダブリンのスカートをおすすめする理由
流行に左右されない柄、形なので長く着られる
(出典:https://www.pinterest.jp/pin/596234438154038396/)
一番の理由はこちらでしょう。とにかくもう何十年(英国ではもっと前ですね)から繰り返し繰り返し身につけられてきている柄なのに、古さを感じさせない。
また、巻きスカートという形はいつ見ても古くさくなることがありません。オニールのギャザースカートなども登場していますが、私はやっぱりキルトスタイルのスカートがベストだと思います。
おそらく、オニールオブダブリンのスカートを10年前に買ったとしても今全然余裕で来られると思うし、今買ったものを10年後に着ても違和感はないと思います。
年齢的にちょっと合わなくなるかも?と思うなら、無地や黒ベースのチェックを選ぶといいでしょう。
どんなトップス、靴にも合わせやすい
定番のフォルムと柄なので、靴やトップスを選ばないのもいい。足元は
- タイツにフラットシューズ
- 黒や革のブーツ
- ちょっと長めの丈にタイツ、スニーカー
トップスは
- パーカー
- ニット(私はタートルがお気に入り)
- ツインニット
- カーディガン
- ジャケット
- トレーナー
など、コーディネートの面でほぼ万能。どんなトップスにも靴にも合わせやすく、またどんなアイテムと組み合わせても品よくまとまるんです。
最近はこんなタイプのシンプルなリブタートルとあわせたりしています。
他のアイテムを買い足さなくてもOK
私のように数年に一度「ロック調のスタイル」「アメリカのフィットネスマニアのスタイル」みたいに路線変更をする(そしてすぐ飽きる)と靴とかアクセサリーまで買い直さなきゃいけないなんてことになりかねません。
オニールオブダブリンをベースとしたトラディショナルなスタイルなら、大体の手持ちの服に合わせることができるため、買い足さなければならないアイテムが少なくて済むんです。
丈のバリエーションが多い
(出典:https://www.oneilofdublin.com/)
キルトの巻きカートなんて、丈が短いのではと思ったら大間違い。(※ちなみに、後ろ側はプリーツになっています)
スコットランドでは男性が身につけることもあるアイテムなので、膝が隠れるくらいの丈やふくらはぎの真ん中辺くらいの丈も揃っていて、長い丈のものを選べば50代、60代になっても履けると思います。
40代におすすめ、と書いたのは私が今40代だからであって、オニールオブダブリンのスカートなら50~60代以降でも素敵だと思います。
実際、私が購入したショップのレビューでは60代の女性が「何枚も揃えています」とコメントしていました。素敵な60代女性なんだろうな~。憧れる。
私が集めているひざ丈のスカートも厚手のタイツやブーツを合わせることで、50代になっても着られそうな気がしています。
素材の質がいい
とにかく、しっかりとした織り生地なので丈夫です。
ドライクリーニングしかできませんが、だんだん毛羽立ってきて柔らかく味わい深い風合いになってくるんです。
新品よりもむしろ姉からもらったおさがりの方が手ざわりがいい。皮革製品のように、経年とともに愛着が深まる素材と言えるでしょう。
上質な素材だからこそ、40代はもちろん、50代、60代になっても着られるのだと思います。
体型変化に合わせてウエストのサイズを変えられる
私が購入したXSサイズはウエスト63~69。
ずいぶん幅があるなと思いますが、これはウエストについている二つのベルトで調節できるからなんです。
普通のスカートのように筒状に縫われているわけじゃなく、一枚仕立てなのでこのベルトでウエストをきつくしたり緩くしたりできる。
トップスを in にするときはゆるめに、outにするときはちょっときつめにすることができるので、どんなスタイルでも体にフィットした着心地を楽しむことができます。
後ろの部分はゴムになっているので伸縮性もあるので、大きめのサイズを買ってもゆるくて落ちてくる…ということはまず、ありません。
40代になると体型が変わってくることも多いと思うのですが、いざきつくなったらベルトの調節してウエストを緩くすることができます。
購入する時にあらかじめちょっと余裕のあるサイズを選んでおけば、数年後体型が変わった時も「サイズアウトして着られない」ということが少ないと思います。
体を締め付けない
スカートというスタイルがそもそも骨盤周りやデリケートゾーン周辺を締め付けないというメリットがあります。
さらにウエストを調節できるのでちょっとお腹がいっぱいになったなというときにゆるめることもできて、体をしめつけません。
40代を過ぎると体を締め付ける=冷えやデリケートゾーンのトラブルにつながったりしますからね…。
普遍的なスタイルを求める人に最適なオニールオブダブリン
(出典:https://www.pinterest.jp/pin/596234438153830285/ )
ファッション業界ではユニクロが一人勝ちと言われているように、高い服が売れなくなってきてますよね。
でも40代を過ぎたらあまりペラペラのプチプラの洋服ばかりでワードローブを完成させるのはやはり悲しいしむなしい。
私はイタリアで過ごしていた時期があったせいか、化繊のペラペラの服ってあんまり好きじゃなくてウールやカシミヤ、コットンという素材にこだわるようになりました。
40代以降は量より、質です。
オニールオブダブリンの素材はしっかりとした織地で長年、着てもヘタれることがない。毛羽立ちや毛玉は少しあるけど、手入れをしながら長く着られるというのが嬉しいです。
デザインも普遍的だし、いつ見ても素敵。古臭くない。あまり流行を追わない人には最適だと思います。さすが大英帝国。
ちなみに私が購入したのはXXSや XS からサイズがそろう、こちらのショップ。CLOZEST モッズメンズレディースさんです。
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ほとんどのショップがサイズ8からしかなくて、私には少し大きいんですよね。だけど、このショップだけは6や4もあるので、小柄な方でも大丈夫です。ショップは北海道にあるみたいだけど、発送が早くてgood。
こちらのショップは、ハンガーと靴下がおまけについてくるので嬉しい。
なにしろ10年以上スカートを購入していなかったので、スカートハンガーが全然なくて…。このタイプがついてると助かります!
その他にもこちらのショップ、インポートセレクト museeさんもよさそう。40代でも抵抗感なく着られるミモレ丈のタイプがお安いです。
次、買うならロイヤルスチュワートか、レイブンポイントなどの赤系かなー。しまってあるスカートを取り出しては眺めてニヤニヤしているくらい、お気に入りです!