唐突ですが、オリーブオイルに便秘の症状を和らげてくれる効果が期待できるってご存じですか?
オリーブオイルの脂肪酸の約7割を占めるオレイン酸は小腸で吸収されず大腸まで届いて、大腸内ですべりを良くして便の排出をスムーズにしてくれるんです。
そしてもうひとつ、オレイン酸には善玉コレステロールには作用せず、悪玉コレステロールだけを下げる効果もあると言われています。
唐突に何を言い出したのと思いますよね。
先日、最近仲良くなった仕事関係のお友達が「便秘がひどくて、オリーブオイルを摂るようにしてから、毎日お通じがあるの!」と言われたんです。
イタリアではオリーブオイルが便秘に良いというのはみんな知っていて、テレビ番組の健康特集とか、料理番組の素材特集なんかでも繰り返し言われていることなんです。
以前、紹介した地中海ダイエットでもオリーブオイルを毎日取るように勧めています。
そのお友達はコレステロールも気になっているようで、オリーブオイルはコレステロール家が気になる人にもいいんだよと言うと知らなかった!と喜んでくれました。
私にとってはもはや当たり前のことだったんですが、知らない人は知らないんだなぁと思って、共有してみました。
40代、50代、コレステロールが気になる人にも。
40代後半から50代になるとコレステロールの値が気になる人って増えてくるし、代謝が下がって便秘がひどくなる女性もいますよね。
なので、毎日使う油をオリーブオイルにしてみたらいいかもしれませんよ?
どのオリーブオイルがいいのかわからないという声もあったのですが、エクストラバージンオリーブオイルを選べばほぼ間違いない…と言いたいところですが、オリーブオイルって結構まぜものも多いらしいんですよね…。
私がオススメしたいのはコープで売っているオイルです。
イタリアのコープで扱っているものを輸入していているので、いつもそこそこだし値段もそれほど高くない。
そして何より、おいしいんですよ!
日本の油メーカーの輸入してきたよく分からんやつよりはるかに美味しいので、試してほしい。
オリーブオイルはどうやって使ったらいいのか分からないという方におすすめなのは
- 冷奴にかける(しょう油&オリーブオイルまたは味ぽん&オリーブオイル)
- 卵かけご飯に小さじ1杯くらい
- 納豆に混ぜる
- 刺身をカルパッチョ風にしていただく
- スライスして水にさらした玉ねぎとかつおぶし、減塩しょう油とオリーブオイルを冷やっこにのせる
しょうゆ油や味ぽんとオリーブオイルってめちゃめちゃ相性がいいので是非試してみてください。
あとはサラダのドレッシングとして使う方法ですね。
山盛りのサラダに塩コショウをしたら、お酢(ワインビネガーや米酢などなんでも)を少々かけてオリーブオイルをまわしかけ、全体的にあえる。
あとはポテトサラダを作るときにマヨネーズの代わりに使ってもいい。マヨネーズを減らしてオリーブオイルと半々にするとかでもいいでしょう。
私も最初、母オリーブオイルを使った料理を出したとき、「なんでこんな変な臭いの油を使うの?」とほざいた経験がありますが、殴ってやりたいですね。うちの母はすごく料理がヘタなんで、ただ単にまずかったのかもしれない
便秘やコレステロールが気になる方は、是非エクストラバージンオリーブオイルお試してみてください。