白玉日記

40代女性が楽しく快適に過ごす方法を模索。でも若い子にも読んでほしい。

「ありがとう」でライフを回復していく

有機食材を扱う店で購入したパウンドケーキ。賞味期限が近い(と言っても4月)なので、安く売られていた。まとめ買いw。

 

お店のイートインでコーヒーを飲みながら食べたんだけど、かなりおいしくてホクホク顔に。

 

予定の時間までぎりぎりだったので、手早くなにかお腹に入れたいと思って入ったんだけど、正解だったな。コーヒーのテイストも選べて、店員さんも親切でなんだか得した気分。

 

今週末もメンテナンスのために病院のハシゴでした。そして今日、思ったことをひとつ。

 

病院の予約時間が迫っていて「ああ、これならぎりぎり間に合いそう」と思いながら、点滅した青信号の横断歩道を渡っていた朝。 

 

反対側からも制服を着た女子高校生が小走りでこちらに渡ってくる。 通学用のバッグにいくつかぬいぐるみがぶら下がっていたのだけど、 そのうちのひとつがぽろっと落ちて、横断歩道に転がってしまった。

 

一瞬どうしようかなと思ったけど、 このままにしておくわけにもいかない。女子高校生も走って駅の方に向かっているので、ぬいぐるみを拾って 引き返さないと彼女を見失ってしまう。

 

信号は赤になりそう。病院にも間に合わないかもしれないけど、しかたないよね。と思いつつ、走って彼女をおいかける。

 

落としましたよ、と後ろから声をかけても彼女は落としたことに気がついていないから立ち止まってくれない。しかたなく後ろから「ごめんなさい」と声をかけながら肩に触れる。

 

いきなり知らない女性に話しかけられてビクッとした様子だったけど、「落としたよ~」と言いながらぬいぐるみを差し出すと、目を見開いてびっくりして「ありがとうございました!」と言ってくれた。パアアッて表情が明るくなる音が聞こえたくらい。

 

いい気分。

 

駅前の交通量の多いスクランブル交差点だったので、 あのままにしていたらぬいぐるみは多方向から来る車に轢かれてボロボロになってしまっていたはず。想像しただけで心が痛い。拾ってよかった。

 

そして病院を終えて、場所を移動し混雑しているあるドラックストアで必要なものを物色していたときのこと。

 

80代くらいのおばあさまが「ごめんなさい、ちょっとあれを取ってもらえないかしら」と棚の上のほうにあるクリームを指している。

 

マダムジュジュという昔からある化粧品。3種類クリームがあるので、ひとつひとつ手に取ってみせて、「これは保湿、これは昼用?かな、これも保湿」と目的を伝える。

 

保湿クリームがいいととのとなので、保湿2つを見せて「違いは香りだけみたい」といったところ、「それならどっちでもいいわ。ありがとう。店員さんを呼ぼうと思っていたところなの」と笑顔で言ってくれた。

 

いや、嬉しいね。

 

ありがとうも笑顔も嬉しいんだけど、同じ女性として彼女くらいの年になってもキレイにしていたいという気持ちをもっていることに対して、敬意を表したいし、役に立てて嬉しい。

 

と同時に自分もおばあさんと言われる年になっても、彼女のようにキレイでいようという気持ちを持ち続けていこう!と励みになった感じ。ありがとうございます、先輩!

 

最近、ちょっと嫌なものを見てしまって、もやもやした気持ちをひきずっていた週末。

人に意地悪をする人っていつの時代もいるけど、それで気分がよくなるのかなぁって思ってしまう。相手が悲しい顔をしたり、ショックを受けているのを見て、気分がアガるのかな?それとも自分のうっぷんがおさまる?醜悪な感情すぎて、目をそむけたくなる。

 

こう言うと「そういう人はそこまで考えていないよー、なにも考えてないんだよ」と言われるけど、そんなことないと思うよ?自覚してなくても、潜在意識で喜んでいるor満足しているんだと思う。

 

そうじゃなきゃ、そういう言動につながらないよね。なにも考えていなければ、なにもしないし、なにも言わない。

 

私は意地悪をしたり、嫌味をいうことでライフを回復させるのでなく、これからも『ありがとう』を糧にしていきたい。と改めて思った。

 

がんばろ。