先日に引き続き、大幅にシンプルになった私のスキンケアについてお話したいと思います。30代前半までは月に1.5~2万円くらいかけていましたが、今はたぶん…3000円くらい。もっと使わないときもあります。
その秘密が「馬油」です。ここでは馬油の素晴らしさを紹介したいと思います。
- 馬油を使うようになった理由・肌がきれいな人に多い馬油の愛用者
- 馬油洗顔とは。洗顔前に馬油を使う方法
- 馬油で面の皮を厚く。紫外線対策は言わずもがな
- 馬油でのアンチエイジングは肌への負担を減らすことできる
馬油を使うようになった理由・肌がきれいな人に多い馬油の愛用者
近所のおばちゃんの肌を見て驚愕
2年くらい前、たまたま実家にいたときのこと。両親が外出しているときに、インターフォンがなりました。ドアを開けてみると、近所のおばちゃんがいただきものだという果物を持ってきてくれたのでした。
ドアを開けたとき、驚愕しました。
なんでって、そのおばちゃんの顔にしわやシミがほとんどなかったから。両親の友達である以上、年齢はどんなに若くても70前後。それなのに…、しわがない!
その後、両親が帰宅したので『あの、おばちゃん誰?すごい肌がキレイだった!』と鼻息を荒くしながら訪ねると
『ああ、あのおばさんは馬油しか使ってないって言ってね、うちにもいくつかくれたんだよ』というではないですか!それが私とソンバーユとの出会いでした。
馬油のすごさを友達に話してみると『そういえば、うちの母の友人でもすごく肌のきれいな人がいて、その人も馬油だけしか使ってないと言っていた』などという証言も得られたりして、さらに馬油への信頼感が増すことに。ネットで調べてみても同じようなエピソードが見つかりました。
肌がきれいな人が使っていた馬油は、薬師堂のソンバーユ
私もそのころ、化粧品でのお手入れに限界を感じていたので、ひとつ使ってみるか…ということになったわけなんです。
肌がきれいな人は、洗顔後、化粧水をつけて馬油のみ
薬師堂さんの公式サイトで馬油の使い方を見てみると、洗顔後、これひとつでOKとなっています。オールインワン!でも、私の肌にはなじみがよくなかったので、愛用しているハダラボの1000円くらいの化粧水をつけたあと、使ってみることに。
洗顔後、肌に潤いが残っている状態なら、馬油をダイレクトに塗ってもなじみますが、私は化粧水のあとにつけることが多いかな?使う量は小豆粒大とのこと。そんなに少なくていいんですね!
お風呂の中で塗るくらいの気概があるといいのですが。でも馬油はお風呂場で溶けるので注意!!
こちらのタイプは手を汚さず、馬油のなかに直接、指を突っ込む必要がないので安心。旅行のときなどはこれを持っていきます。
使い始めて、数日後。…なんか調子がいいみたい。
なによりお手入れがシンプルになったことで、心の余裕も生まれたりして。あとは添加剤が入っていないので、安心して使えるという点も大きかったですね。
しばらくすると、なんとなく肌に厚みがでてきたというか丈夫になった感じがしてきました。
馬油洗顔とは。洗顔前に馬油を使う方法
そしてもうひとつ、画期的だなと思った使い方が洗顔前に馬油を使う「馬油洗顔」です。
朝起きた時のノーメイクの顔に馬油を適量の伸ばし、軽くマッサージをしてからティッシュなどで拭き取って、ぬるま湯で流すという方法。
乾燥がひどいときにはすごくいい洗顔方法で、肌の潤いが守られます。
馬油はクレンジングにも使える
オイルだからクレンジングとして使ってもいいそうです。ただし、メイクとなじませてからティッシュやコットンでふき取り→せっけんで洗顔というプロセスが必要になります。
ただ、私は敏感肌なので、ふき取りというプロセスがネック。摩擦が刺激となって肌に悪影響を与えそうなので、ポイントメイク落としとして使っています。
マスカラを落とすときなど馬油をのばし、なじませたあと軽く湿らせたコットンなどで拭き取ってからぬるま湯で洗い流します。
基本的には洗顔に馬油を使うなら朝起きた時のノーメイクの肌に使うのがいいと思います。
馬油で伸ばしたあと、蒸しタオルで拭いてもいいと思いますが、こちらは熱と摩擦の刺激があるので、ほどほどに。
馬油洗顔は毎日しないほうがいい
ただし!顔全体に馬油を伸ばす馬油洗顔を何日も続けて行うと、ポツポツと吹き出物が出ることがあるので注意。
場合によっては脂漏性皮膚炎のような細かいニキビがたくさんできた状態になってしまうこともあるようですので、注意してください!
馬油洗顔は乾燥が気になるときだけのスペシャルケアとして
毎日行うのではなく乾燥が気になるときやスペシャルケアとして馬油洗顔を行うのがおすすめです。
馬油で面の皮を厚く。紫外線対策は言わずもがな
美顔器とかピーリングとか、強力な美白成分のように肌がきれいになってもどんどん、角層が薄くなっていくような感覚を覚えるものがありますが、馬油はそれとは正反対にまさに肌が厚くなっていくような…。
面の皮は厚く。いまは、それこそが年齢を重ねた肌に最適な状態だと断言できます。
あとは、やっぱり紫外線対策。私が若いといっていただけるのは、紫外線対策をきっちりやっているからに他なりません。
今、使っているのはナチュラグラッセの日焼け止め。これなら敏感肌でもOK、仕上がりもきれいです。
馬油を使って肌をいたわっても、界面活性剤入りのクレンジングを使ったら元も子もないので、このノンケミタイプの日焼け止めを愛用しています。
紫外線が強いときは、さらにSPF50のミネラルファンデを重ねることでカバーしています。これなら、普通の洗顔料で落ちるので肌への負担も最小限で済みます。
酒さ様皮膚炎と診断された私でも使える安心のファンデ群については、こちらの記事もチェックしてみてください。
肌への負担が少ないミネラルファンデを使うこと自体が、アンチエイジングケアにつながると確信しています。
馬油でのアンチエイジングは肌への負担を減らすことできる
こちらも理論的にはすごく納得できる本なのですが、完全に何もつけないというのはやっぱり難しい。しかも私の場合、ワセリンが肌に合わず、かゆくなってしまって続けられませんでした。
化粧水の後、馬油だけというお手入れは私にとって、ほとんど何もしないのと同様。それまでの過剰なお手入れに比べたら、肌にかかる負担は圧倒的に減るはずです。
化粧水はNOVシリーズのL&Wか、Ⅲシリーズで保湿。が最近の基本です。
ただ最近はくすみが気になり始めましたねー…。やっぱり糖化が原因かなぁ…。こればっかりは紫外線の影響とかじゃなく、体内で起きていることだから、違ったアプローチ法が必要になるのかも。
ただ、前回お話した「保湿とUVケアだけが美肌を作る」の著者の先生も言われていたのと同様、こちらの宇津木先生も化粧品の美容成分は肌に浸透しないから意味がないと言われていて。
化粧品をすべてやめてしまおうとは思わないのですが、だったら高いものを無理して使う必要はないかなと思っているんです。と、都合のいいように解釈してみます。
年齢によるくすみ。
これ今の最重要課題です。なにかいい化粧品を知っている!という方は教えてくださいね~!
2018年11月追記:最近は化粧水だけはちょっといいものにしています。こちらの記事も読んでみてくださいませ。