母の希望で知り合いの方のコンサートを観覧するため、久しぶりに神奈川県立音楽堂へ行ってきました。
しばらく行かない間に新しい本館がオープンしていて、私たちが知る元の本館は「前川國男館」になっていました。(現在、改修のため閉館中)
建築的に価値がある建物なので、保存される方向で本当によかった。1954年に開館した図書館ですが、今見ても重厚感がある佇まいが素晴らしい。
県庁や開港資料館、横浜税関といった建物同様、なにがあっても守り、保存していかなければならない貴重な建築物です。ステキ…
何年か前に閲覧室で本を読んでいたとき、周りにいるのがいかにも文化人!という見た目の人が多くて、驚きました。
よーく見ると、玄関の頭上に神奈川県のマークがある。蔵書も古いものが多いんだけど、三島由紀夫の全集を読んで静かに爆笑していたら、あっという間にずう時間経過していたこともあったなぁ。確か、これ。
|
全集はかなり古かったし閲覧室の机もイスもかなり年季が入っていて。消火栓とか電気関連の施設も昭和なつくりで、うわーっ!!と感激したのを覚えています。昭和レトロ大好き。
音楽堂も同じようなつくり。素敵ですよね。よく見ると、隣にあるマンションも景観を損なわないように調和したデザインになっています。
この界隈は古い建物も残っていて、ぶらぶら歩くのにはとてもよい雰囲気です。人が多い連休ではなく、平日に改めて訪れたいなと思いました。