白玉日記

40代女性が楽しく快適に過ごす方法を模索。でも若い子にも読んでほしい。

女性専用車両に乗り込む男性を見て、思い出したこと

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twitterのウィメンズマーチのハッシュタグを見ていて、朝の忙しい時間にわざわざ抗議のために、女性専用車両に乗ってくる男性がいると知りました。朝もはよから、お疲れさんです。

 

男性差別だ。っていう論点で抗議しているみたいですけど、こういう男性って、仮に女性が痴漢にあっているところに出くわしたら、どんな行動をとるのでしょうか?

 

すごく興味がある。助けてくれるのかな?

 

こうした活動に余念がない男性の存在を知って、私はある2人の男性を思い出しました。ひとりは以前、紹介したエピソード。満員電車で、嫌がらせをしてくるおっさんから守ってくれた男性です。

shiratamachang.hatenablog.com

 

そして、もう一人。仮にK君という。

 

かつて勤めていた会社の同僚なんだけど、見た目はまさにこんな感じ。もちろん元ヤンキー。喧嘩っぱやいけど、女子には優しい。そんな感じだった。

 いや、もっと怖かったかも。

 

たまたま20人くらいで飲みにいって、その帰りに23時過ぎ、結構混んでいる電車に乗ったわけです。

 

人数が多いもんだから、電車内で2,3人に分かれて立っていたんだけど、どうも私の近くに動きが怪しいおじさんがいる。私はたまたま、1人で離れたところに立っていたせいか、連れがいないと思われたらしい。

 

もしや痴漢……と思って体をずらす。それでも、触れてくる気がする。さらによける。そんなことを何度か繰り返したら、そのおっさんが先にキレた。

 

「おまえなんかに触るか!勘違いするな」とか言いながら、完全にからまれることに。

 

幸い、電車は駅に到着。このまま降りればいいやと思ったら、おっさんも続けて降りようとする。「待て!この野郎!」とか大きな声で言いつつ。

 

すると、少し離れたところに乗っていて、先にホームに降りていたK君が、そのおっさんに向かってこう言ったのです。

 

「なんだぁ~~~???オレに言ってんのかぁ~~~????」

 

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 この左側の人みたいな感じ。まさに今でいう、オラオラ系です。

 

すると、私にからんでいた、おっさん、ピタッと足をとめて、じりじりっとあとずさり。おそらく、その駅で降りたかっただろうに、そのまま降りることなく、電車は駅を出発しました。

 

痴漢してないなら、構わず降りてきて、私なりK君なりにそう抗議するべきじゃないですか?

 

なに?できない?

 

どうしてですか?

 

女性一人なら、からんで文句いうのに、その女性に強面の連れがいたら不愉快なことをされても黙っている。

 

ということでしょうか。

 

あのとき、K君の背中を盾にして見た、おびえたおじさんの顔が忘れられません。

 

女性専用車両に抗議する男性の活動報告を見ると、あのおじさんのことを思い出します。

 

K君は私がからまれていたことは知らなかったので、ただ単に自分が喧嘩を売られたと思ったらしく。私がからまれていたことを知ると、「なんだお前か!」と笑っていましたが……。

 

先に紹介した、酔っ払いから守ってくれた男性も、このK君もそうですが、きちんと身を挺して女性を守ってくれる男性もいる。

(いや、K君は売られた喧嘩買おうとしただけか…)

 

ついつい、「男性VS女性」という構図が描かれてしまいがちですが、世の中には、こういう男性もいるということ忘れないようにしていきたいですね。