つい最近、twitterで「近所のスーパーの品ぞろえがいいから、投書でどんどん褒めていたら、接客までよくなってきて、今や褒めるところしかない」
というつぶやきを見つけました。これ、私もよく実行しています。
というのも、あるサイトで買い物をしたときのこと。父に頼まれて、アメリカの売薬である鎮痛効果のクリームを買ったらすごく喜んでいたので、その通りにコメントを送ったところお店のかたから
「ありがとうございます!とても励みになります!これからも頑張ります」
という返信をいただいたんです。そのとき、「当たり前のことのようでも、感謝の気持ちを伝えるだけでこんなに喜んでもらえるんだな」と思いました。
同時に、お客さん相手の商売って、なかなか感謝される機会がないんだな。って思ったのです。
ヨーロッパではほとんどお店に入るときに、店員さんに挨拶するし、スーパーのレジの人にもありがとう、と言います。もちろん、店員さんもあいさつしてくれるし、買ってくれてありがとうという意味でのありがとうは言ってくれます。
日本だと「なんで客なのに、店員に挨拶したり、礼を言わなきゃならないんだ」と思う人が多いんでしょうか。でもそれって傲慢な考え方だと思います。
この間、友達から「職場の後輩とファミレスに入って、料理を持って来てくれた人に『ありがとう』といったら、後輩から『なんで、こんなとこでありがとうっていうんですかー、恥ずかしいからやめてください』と言われた」と聞いて驚愕しまくりました。
坂上忍さんじゃないけど、「いまってそんななの?」って感じ。別に身分が違うわけでもないし、客だからって偉いわけじゃない。
そのわりに、文句があったときには真っ先にいいますよね。日本人のクレーマー体質というか…。ちょっと怖いなと思います。☆つけたりとか好きだし。
そして、文句は堂々というけど、よかったことや滞りなく進んだことに対してはあまりコメントしない。それってすごく残念なことだと思うのです。
相手だって人間なのだから、問題なく物事が進んだことに関してはお礼を言ってもいいと思いませんか。
私はお店の人にもできるだけ、具体的に感謝するようにしてます。なにかを教えてもらったら、「ありがとう、勉強になりました」「知らないことを教えてくれてありがとう」
問い合わせで調べものをしてもらったら「ご丁寧にありがとう」「お手間をとらせてごめんなさい、ありがとう」。
気持ちのいい接客を受けたら「とっても助かりました、またあなたから買いたいわ」とか。
すると店員さんの顔がパーッと明るくなって、こちらもメチャメチャいい気分になります。試しにやってみてください。