皆さんあけましておめでとうございます。
日常のできごとや大変偏った趣味や趣向を紹介しているこのブログ、定期的に見に来てくださる方もいて、とても嬉しく思っています。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
去年の11月ごろからちょっと体調を崩していて、仕事のペースを緩めました。
時間ができたので久しぶりに読書をしようと思い、何冊か読んだのが井形慶子さんの本。
イギリス式のライフスタイルを紹介している井形さん。
余計なものを買わず今あるものを大切にしながら、センスのいい暮らしをする方法や節約のノウハウを教えてくれる本が多いのですが、どれも憧れる内容ばかりです。
インテリアの方は一朝一夕で買えるわけにはいかないのですが、イギリス人が考えるオシャレの仕方もとても参考になりますね。
イギリスといえばウール製品が有名。少し前に紹介したオニールオブダブリンのキルトも質の良いウールを使った織地でできています。
イギリスではコットンやウールといった質の良い素材の服を買って、大切に手入れをしながら長く使うことが当たり前になっているようです。(ロンドンの若い子はH&Mとか着てるだろうけど)
オニールオブダブリンのスカートはドライクリーニングオンリー。
しょっちゅう洗うことはできませんが、ウールは呼吸するように汗を放出、それでいて暖かく、汚れがつきにくい性質があります。ゆえに長持ちする。
とはいえ摩擦によって毛玉ができてしまうと、どうしてもくたびれた印象を与えてしまうのできちんと手入れしなければなりません。
そこで取り出したのが数年前に購入した浅草アートブラシさんの毛玉取りブラシ。
これでウール製品の表面をさっさとブラッシングすると面白いように毛玉が取れるんです。
ブラシについた毛玉は付属のクシで取り除くことができます。
最後に洋服ブラシで毛並みを整えれば、新品同様とまではいかないまでも、かなり時計の針を巻き戻せる感じに。
姉からもらったオニールのスカートには毛玉がついていたのですが、このブラシをかけることでキレイに毛玉が除去できました。ビフォーアフターの写真を撮っておけばよかった…。
さらに20年近く前に購入したラルフローレンの毛糸の手袋にも毛玉取りブラシとブラシをかけました。
かなり毛玉がついていたんだけど、選択後、ブラシとはさみで丁寧にカットして洋服ブラシをかけることで、くたびれた印象を払拭できました。
イギリスでは結婚祝いのプレゼントとして、一生使えるような洋服ブラシがプレゼントされることもあるんだそう。
ブラシをかけるとホコリや細かいゴミが落ちるだけではなく、毛並みが整うので外出から帰ってきた時はもちろん、洗濯後にも使います。浅草アートブラシの洋服ブラシはクリーニング屋さんが仕上げに使うこともあるんだって。
ちなみに、このブラシセット、じゅん散歩のショッピングコーナーで干場義雅さんが勧めていたもの。購入して4年になりますが、まだまだ働いてくれているし買ってよかったなぁと思うもののひとつです。さすが、干場さん。
今年はくだらないものを買わないようにして、長く使えるいいものを必要な数だけ揃えよう!と思ってます。