ベランダでハーブを育てています。
若い頃はお花にあまり興味がなくて、食べられないものをなんで植えるんだろう?と真剣に思っていた私。その名残もあって、ベランダには食べられるものしか植えていませんでした。
海外に住んでいたころはよくベランダのハーブをちぎって料理に使ってました。バジルとかパセリとかは乾燥ものなら入れない方がいい!って落合さんも言ってたし。
オレガノとか乾燥していたほうがいいハーブももちろんあるんだけど。
バジルはペーストジェノベーゼを作るとなると、かなり量がいるので一鉢くらいじゃたりないのだけど、トマトを角切りにして塩コショウとにんにくで味付けし、オリーブオイルであえたものにプラスするとそれだけでオサレな一品になる。ブルスケッタですな。
生のトマトが苦手なんだけど、この方法なら食べられる。ので、一度お試しを。
それ以上にオススメのハーブがイタリアンパセリとタイム。画像でいうと、イタリアンパセリは左下、タイムは真ん中の小さい葉がついているもの。
パセリはなんにでも使えるし、チリチリしたやつより使い勝手がよく、香りもさわやかで食べやすい。トマトソースのパスタに大量に入れるとウマイ。
そんな面倒なイタリア料理は作らないという人も、イタリアンパセリとタイムをみじん切りにしたものを卵に混ぜてオムレツとかスクランブルエッグを作ってみて欲しい。
できればオイルはオリーブオイルでにんにくのみじん切りをわずかに入れると尚可。さらにカマンベールとかナチュラルチーズを入れるともっとおいしい。これだけで普段のスクランブルエッグがおしゃれな(しつこい)一品になるし、美味しい。
チーズはなければ入れなくてもいい。ヨーロッパはブリーとかカマンベールとか安かったから入れたけど、日本は高いから、ハーブだけ、イタリアンパセリだけでも充分おいしい。
画像には写っていないけど、ローズマリーもある。こちらは肉料理に使えるので便利。鉢を買って喜んでいたら、近所の公園にローズマリーが大量に植えられていて、なんだここに取りに来ればよかったじゃん。と思ったり。
イラッとしたときに、ミントとしょうが、ローズマリーでハーブティーなぞを入れてもおいしい。こんなの都内のオーガニックカフェとかハーブ喫茶(?)で飲んだら1杯850円くらいするな、とか思いながら飲むと優越感に浸れる。なかなか楽しいので、是非お試しを。
野草ハーブの教科書とも言えるマリア・トレベンの本
Gesundheit aus der Apotheke Gottes: Ratschläge und Erfahrungen mit Heilkräutern (German Edition)
- 作者: Maria Treben
- 出版社/メーカー: Ennsthaler
- 発売日: 2013/07/08
- メディア: Kindle版
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あちらではハーブを使った料理やケアなどを研究している人も多くて、その時勧められたのがマリア・トレベンの著書。こちらは栽培するハーブではなく、野草の効果をまとめたもので、ナチュラリストの教科書的な存在の本として有名なんだって。
買ったまままだ読んでいないけど、今はキンドル版が出ているじゃないですか!いい時代だね…まったく。
こちらは野草なんで、すべてが手に入るわけじゃないけど、意外に日本でも同じ草が生えてたりする。そういえば、ヨーロッパで日本の5倍くらいある、巨大なつくしを発見して驚愕したこともあった。
野草は生よりも煎じたり、火を通して食べることが多い。なんでも取って食べていいわけじゃないので、勉強が必要です。
ハーブや野草の世界はとても奥が深く、一度はまると、その辺の草まで何かの役にたつのではないか?と思えてくる。そんなわけで楽しいハーブ生活はまだまだ続きそうです。皆さんも是非、トライしてみてくださいね。