白玉日記

40代女性が楽しく快適に過ごす方法を模索。でも若い子にも読んでほしい。

お前、あいつ、あの女…避けるべき呼称いろいろ

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いままで黙ってましたが、白玉は心の中に、『巨人ファンのおっさん』が住んでいます。

 

このブログで言うとあまりにも話題がとっちらかってる印象を受けるので黙っていたのですが、若かりし頃は巨人の二軍の試合を見に行ったり、横浜スタジアムやドーム、院宮の外野席で連日応援したりしていました。

 

今回、「お前が打たなきゃ誰が打つ」のお前、がダメなんじゃないか。


という意見がチームから出たということで、中日の応援団が応援歌「サウスポー」の使用を自粛することになったというニュースを見ました。

 

でも、これって実は与田監督が申し入れたことで、「お前」はちょっとあんまりだから選手の名前にしてほしいと要望したのが事実なんだそうですね。

 

これに対して「ばかばかしい」「忖度しすぎ」という声があがっているそうですが、私は賛成です。

野球ファンの今と昔。

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今でこそカープ女子とか鷹ガール?とか若い女の子でも堂々と野球を見に行けるようになってきて、応援団もお行儀が良くなってきている感じですが、私が通い詰めていた時代は結構ガラの悪い人も多かった。

 

酷いヤジも当たり前。

 

今でも忘れられないのは、ある日本記録を達成した名選手に差別とも思えるひどいヤジが飛んだときのこと。

 

聞こえていないはずはないんだけど、黙々と素振りを続けるその背中に尊敬の念を抱いたことをよく覚えています。

 

巨人阪神などの試合はファン同士が喧嘩になることもよくあったし、試合後、スタジアムの外で仁義なき戦いが起こるから、警察官が待機していたりね。

 

ふがいないプレーをしたら外野席に物を投げ込む人も多かった。負けた試合の後は外野席に応援バットが投げ込まれるので、外野手は早々に引き上げたもんです。


今はそれを防ぐためなの、か応援バット自体が小さくなったのですね。

 

おまえ、あいつ、こいつ、あの女、あの野郎

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話がそれましたが「お前」という呼び方は私も嫌いです。

 

同様に「あいつ」「こいつ」「あの女」「あの野郎」という呼び名も、本当に恥を知れと思う。相手が男性だから女性だからという問題ではなくね。

 

こんな言葉が身近な人から出てきたらびっくりして開いた口が塞がらないという顔をしてしまうと思います。

 

高校時代ちょっと憧れていた同性のクラスメイトが、新しくできた彼氏に『お前はさぁ~』と言われて、クールに『お前って、私のこと?』と聞き返して、それ以来、彼氏は彼女のことを名前で呼ぶようになった…というエピソードを聞いたとき、彼女のかっこよさにしびれたもんです。


「お前」がダメなら、どうすればいいかといえば、与田監督がいうように、名前を呼べばいい。

 

名前が使えない場合でも、あなた、とか君、とか、彼、彼女とかいくらでも言いようがある。確かに日本語ではあんまり日常的に使われない代名詞でもあるけどね。

 

応援歌だと、字余りになっちゃう可能性も大ですが、お前と言うくらいなら名前の方がよっぽどいいと思います。

 

選手だって人間なんですから、私はお前呼ばわりはしたくないな。

 

それに、子供が応援をすることも考えるとやっぱり今の時代、避けられることなら避けた方がいいと思う。


親しまれてきた応援歌だし、例えば巨人の坂本選手のように個人の応援歌自体にお前というフレーズが入っている人も多いと思う。

 

坂本選手は爆笑して僕は気にしないですよと言ったらしいですか、問題は本人が気にするかどうかだけじゃないんですよね。

 

私は与田監督の問いかけだったと聞いて、与田さんらしいなと思ったし、意義があることだと思う。私は賛成です。

 

やっぱりこれから新しく作っていく応援歌なら、「おまえ」は避けたいところです。