最近はかなり治っている酒さの症状ですが、気になる記事を見つけたのでご紹介します。
1年以上前のものなので、ご存じの方もいるかもしれませんが興味深い内容だったので共有しますね。
口腔(こうくう)内の細菌が多くなると、体の免疫系が過剰に反応し、その結果、白血球が過剰に活性化して炎症を引き起こすと考えられます。口腔ケアを徹底すると皮膚や粘膜などの全身症状が沈静化することを、過去20年ほどの臨床経験で実感してきました。
口腔環境が悪くなると、体内で炎症が起きてさまざまな症状を引き起こしている可能性がある…ということみたい。
酒さに関するブログなどを見ていると、たまに「生活習慣を変える」「食事を変える」というのを見かけるけれど、私はあまり関係ないと思っています。
もちろん毎日夜更かししているとか、ジャンクフードしか食べないというのは、酒さの悪化の条件のひとつにはなるだろうけれど、それが原因で酒さになるということはあまりなさそう。
私の場合、ホルモンバランスの変化によっておきたと思っているけれど、症状がひどい時は顔が火照って痒くてしかたなかったし、目も真っ赤で痒くて目を開けていられないような状態だったんですよね。
考えてみれば、目の充血も炎症の一種だし…。
こちらのすずひろクリニック(さいたま市)の鈴木王洋先生はベーチェット病の患者さんを診ていて、口腔環境を改善させると症状も軽減するということを実感したそう。
ベーチェット病も皮膚の炎症や目の充血がみられるんだって。
http://www.nichigan.or.jp/public/disease/budo_behcet.jsp日本眼科学会
なぜ体内で炎症が起きているかというキッカケは違っても、口腔環境が改善されることで体内の炎症が軽減できるというのは酒さもベーチェット病も同じなのかも。
人間の体って不思議だなぁ。
私は海外に住んでいたころ、思っていたように歯医者さんに行けなかったので、口腔ケアは普通の日本人よりもしつこくやっているタイプ。
酒さに悩んでいるかたは、口腔ケアを見直してみる必要があるかも。もし、酒さの症状が良くならなくても口腔ケアはやっておいて損はないので、習慣にすることをおすすめしたいです。
もうひとつ、この記事の最後に書かれていたこともとても重要だと思うので、引用させてもらいます。