アトピー性皮膚炎の乾燥やかゆみが気になる肌におすすめ!と言われている【アトピスマイル クリーム】 というクリームのサンプルを頂いたので試してみました。
今まさに、皮膚トラブルが再発している感じの私。
久しぶりに皮膚科の薬も飲んでいます。
ここ2ヶ月ぐらいはずっと肌の調子が良くて、飲み薬はもちろん処方してもらっている塗り薬もほとんど使わずに済んでいたのですが、先週ぐらいからぽつんぽつんとニキビのような痒みのあるブツブツができて、今は少し広がっている感じです。
こういう症状が再発するときの予兆として現れるのが、カサカサを伴う肌の乾燥です。
で、バリア機能が低下したところで、かゆみや赤みが現れるという順序を辿っている気がします。
今思いついたのですが、この異常なほどのカサカサが現れた時に、しっかりクリームなどで保湿しておけばバリア機能の低下が防げて、その後の症状の悪化も防げるのかも?
アトピスマイルはそんな時に使うのにぴったりなテクスチャーでした。
アトピスマイルのテクスチャー
塗ってみると 乳液とクリームの間ぐらいの硬さ。肌にのせると伸びがよくてすっと馴染んでいく感じ。
敏感肌用の保湿クリームの中には固めのテクスチャーでついつい刷り込むように塗ってしまうものがあるのですが、アトピー肌に摩擦は厳禁ですからね。
アトピスマイルぐらいのテクスチャーならこすらなくても肌に浸透していく感じがします。
このサンプルを手にした時ちょっと本当に肌が痒い時だったので、ちょうどいいなと思って使ってみたのですが、かゆみが悪化することもありませんでした。
決め手はライスパワーNO.11
アトピスマイルの保湿成分は 日本で唯一皮膚の水分保持機能の改善効果を認可された素材、ライスパワーエキスNO.11。
11ってことは1から10もあるの?と思ったアナタ。あるんです。
アトピスマイルのメーカーである勇心酒造さんのサイトを見ると、詳しく解説されています。 これを見ているだけでワクワクします。
ライスパワーNo.11は、肌を外側から保湿するのではなく、内側から細胞間脂質であるセラミドを増やし、肌が水分を保つ力をサポートしてくれます。「皮膚水分保持能の改善」効果が期待できるとして医薬部外品の成分として認可されているのです。
でも、ここでもう一つの疑問が浮かんできました。
「保湿」と「水分保持能の改善」の違いって?
最近よく聞く「水分保持能」とは、肌を保湿することと何が違うのか。
保湿というのは、あくまでも外側から水分を与え、一時的にしっとりしている状態のこと。顔を洗うと潤いもなくなってしまいます。
なるほど…そう言われてみれば、そうですね。
肝心なのは保湿して与えた水分を維持できる機能。特にアトピー性皮膚炎の方はこの水分保持機能が低下していると言われているのです。
もちろんアトピー性皮膚炎だけではなく、肌がかぶれやすい赤みやかゆみが起こりやすい、という敏感肌の方は水分保持機能が低下しているため、肌のバリア機能が低下し、いつもよりも肌がトラブルを起こしやすくなっていると考えることができそう。
そんな機能を改善する力がお米に秘められているなんて、日本人に生まれてよかった…と思います。
日本でなければここまでお米に力を入れて研究しているメーカーなんてないでしょうから。
勇心酒造さんの考え方としてでも共感できたのがこちら
永く日本酒造りで培ってきた、醸造発酵という伝統技術と、最先端の科学を融合させることによって、勇心酒造独自の新技術「日本型バイオ」を開発。自然界に存在しないものを生み出す西洋的な技術とは異なり、本来持っている力を引き出して活用する、「生かされている」という哲学に基づいた技術です。
食事でもそうですが、私たちが南米のスーパーフードであるキノアを高いお金を払って食べるよりも、緑茶やみそ、納豆といった世界がうらやむ独自のスーパーフードを食べた方が体にいいんじゃないか、と思うんです。
特にお米や豆、野菜など植物性のものを発酵・醸造するって、欧米にはほとんどないですからね。私が知る限り、ザワークラウトぐらいなんじゃなかと。
日本で生まれた私たちの肌には、お米のエキスがあっているのかもしれませんね。
アトピスマイル、量は少ないけど、コスパ良し
サンプルの量は1.5 g。
これで本当に潤うのかなと思ったのですが、手に取ってみると意外に量が多くて顔だけでは余ってしまい手や首などにも伸ばしたほどです。
ただ1.5 g が1回の推奨量らしいので顔に全部塗った方がいいみたいです。
現品を見たときは量のわりに高いなと思ったのですが、これなら結構もつのではないでしょうか。@コスメでも3ヶ月朝晩使っているけれど全然なくならないという方がいました。
これは結構コスパいいかも。
私としてはヨーロッパの自然派コスメよりも自分の肌に合っているなと感じました。やはり米パワーなのか。
勇心酒造さん、あまり有名なメーカーではありませんが、メーカーとしての哲学にも納得できるものがあり、他の商品も使ってみたいなと思わせてくれました。