白玉日記

40代女性が楽しく快適に過ごす方法を模索。でも若い子にも読んでほしい。

40代になって振り返る。大人ニキビを治してくれた皮膚科

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若い頃、ひどいニキビに悩まされていた。

 

顔にニキビができているというより、ニキビの中に顔がある。という感じ。顔全体が真っ赤で日に焼けたりすると、とんでもないことになった。もちろん毎日気に病んで、鏡を見て、涙を流すこともあった。

 

だから高校時代の写真は1枚も残ってない。

 

そして40代になった今。周りから『肌がきれいだよね』と言われることが多い。若く見られることも多い。

 

ひどいニキビに悩まされていたというと『元から肌トラブルがない人なのかと思っていた』とみんな驚くくらい。

 

ではどうして私のニキビがよくなったのか。今日はその話をしてみたいと思う。

目次

 

 

ニキビに理解のある皮膚科との出会い

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今、ニキビに悩んでいる人がいたら、声を大にしていいたいことがひとつ。それはニキビは化粧品では治らない。ということ。

 

今もニキビ肌用化粧品の宣伝を見るたびに思う。ニキビ、特に顔全体にできているようなニキビや大人になってからできたニキビはニキビ治療に理解のある皮膚科でないと治らないと断言できる。

 

では、どんな皮膚科がいいのか。

10代~20代後半までの若い世代のニキビなら

10代後半、成長ホルモンの分泌のピークが過ぎたのか、ニキビがだいぶ少なくなってきたころ。このとき、JJの記事で知った、青山の石井クリニックに行ってみよう!と思い立った。

www.dr-ishii.com

 

こちらでは抗生物質とコウボ菌のマスクを処方されて、数か月でみるみるうちに肌がきれいになった。

 

酵母菌って最近でこそ、化粧品やらその健康効果が注目されているけれど、こちらの石井先生は90年代からそれに注目していたというワケ。

 

費用は1回あたり、薬代込で1万円以上かかったけれど、通院が2か月に1回くらいでよかったから、それほど経済的な負担にはならなかった。余計な化粧品をやめたせいもあっただろう。

 

「大丈夫、あなたはもっともっときれいになりますよ」

「きれいになりましたね。これからあなたが気をつけるのは男の人だけです!」

 

こんな風に先生が言ってくれるだけで、良くなるような気がする。まるで魔法のように。患者をこんな気持ちにさせられる医師ってそれほど多くない。

 

優しくもユーモラスな口調、今でもたまに思いだすことがある。石井先生は2014年に亡くなって、今は別の先生が遺志をついで診察をしているらしい。

 

あの優しい先生がもういないのかと思うと、今でも涙が出る。石井先生との出会いがなければ、今、肌がキレイと言われている私はいなかったと思う。

 

大人ニキビなら、やっぱり相澤皮フ科

そんな風にして20代前半、肌の調子が良くなってきた私。しかし、27歳くらいからまたニキビに悩まされるようになった。

 

今度は顔全体にできるのではなく、アゴやフェイスラインにそってニキビがポツポツとできて、なかなか治らない。いわゆる大人ニキビというやつだ。

 

つぶしてもつぶしても新しいニキビができてうんざり…。そこで、また雑誌で見かけた大人ニキビの治療に理解のある、東京都調布市の相澤皮フ科に行ってみることにした。

30万人以上の大人ニキビの治療実績【相澤皮フ科クリニック】

 

本当に街中の普通の皮膚科。っていう感じ。こちらでは相澤先生が処方したミドリの軟膏と日本では当時認可されていなかった、アメリカで使われているニキビ治療薬などが処方されていた。

 

このオリジナルの緑軟膏がすごくよかった。海外に行くときにはまとめて処方してもらっていたくらい。

 

2019年4月追記 その後、酒さ様皮膚炎で再び相澤皮膚科にお世話になっています。

shiratamachang.hatenablog.com

 

今では処方薬と同じ成分を配合した化粧品も販売しているみたいなので、東京まで行くのが厳しい人はひとまずこれで試してみるというのもありだと思う。化粧品といえど、相澤皮フ科のものなら使ってみる価値はある。

 

 

 

 私のニキビは典型的な大人ニキビで、ホルモンバランスを整える薬を処方してもらったところ、やはりみるみるうちに治っていった。

 

内服薬は診察を受けないと出してもらえないので、調布まで1時間半くらいかけて通ったけれど、その価値は十分すぎるほどあったと思う。

 

以下、相澤皮フ科のサイトより引用です。

 

各種ホルモン療法を早急に実施するのがもっとも効果的だと思われます。化膿ニキビの場合、男性ホルモンの作用を低下させて肌の状態を改善するアルダクトン錠、低容量ピルを用いることで、症状を大幅に緩和することが可能。

 

さらに肌バリア機能を弱らせる男性ホルモンを減らすことで肌状態そのものが改善され、今後、ニキビが出来にくくなるという追加効果まで望めるのです。黄色ニキビになるほど悪化してしまったのなら、少しでも早くホルモン療法を始めるのが最善と考えるべきでしょう。

 

www.aizawa-hifuka.jp

 

先生たちに共通すること

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そんなわけで石井クリニックの石井先生、相澤クリニックの相澤先生には本当に感謝している。

 

お二人とも女性誌でも何度も取り上げられているくらい有名な先生なんだけど、共通していたのが、

  • サバサバしているけれど、優しい
  • 患者を安心させてくれる
  • むやみに高価な治療や化粧品を勧めたりしない

ということ。

 

ニキビのように命にかかわるような問題でないと、『たかがニキビくらいで』とかいう先生がいる。だけど、女性にとっては死活問題なわけだ。

 

お二人とも、安易に絶対よくなるとは言わなかったけど、まずは私のニキビがよくあるケースだということと、2,3か月あれば改善されるだろう。ということを分かりやすく説明してくれた。

 

自費診療はしているものの、お金儲けではなく純粋に患者を助けたいという気持ちで診察していることがうかがえた。だから高い治療や薬をむやみに進めることはしないし、法外な料金設定でもない。本当にありがたいことだと思った。

 

最近、ちょっとした手術をして、入院したのだけれど、そこの先生もまさにそのタイプ。命にかかわる問題ではないけれど、女性としての死活問題である病気に特化した治療をしている先生で、上記の3つの共通点が見事に当てはまる先生だった。

 

命にかかわらない病気の治療に特化しても、もしかしたら医師としての評価はそれほど高くないのかもしれない。

 

でもこうした『命にはかかわらないけれど、女性としてのアイデンティティを脅かす病気』の治療に没頭している男性の先生がいるということは本当にありがたいことだと思う。

 

ちょっと話がずれたけれど、ニキビに悩んでいる方、ニキビに悩んでいるお子さんをお持ちのお母さんなどには参考にしてもらえたらと思う。跡を残さないためにも、治療は早くはじめるに越したことはない。

 

ニキビ治療はまず、皮膚科へ!!頼りになる皮膚科の先生との出会いは、その後の人生での女性の美を大きく左右すると思いますよ!