夏の疲れが出ているのか肌のごわつきを感じる今日この頃。
こんな時には肌をやわらかくしてくれる美容オイルでのケアが最適です。
保湿ケアとして使用する美容オイルは今まで何度か使ったことがありましたが、今回はブースターオイルとして人気が高いメルヴィータのアルガンオイル を使ってみることに。
今回はラッキーなことに、メーカーさんのお話しも聞くことができました。フランスのオーガニックコスメとして人気が高いのアルガンオイルについてレビューしていきます。
- メルヴィータとは
- オーガニック認証を受けたオーガニック化粧品であるということ
- メルヴィータのアルガンオイル
- ブースターで使うか美容液として使うか。オイルの違いって?
- メルヴィータのアルガンオイルを使った感想
- ローズの化粧水がめちゃめちゃいい香り!癒される!
- 冬場はアルガンオイルでホットオイル
- まとめ・メルヴィータのアルガンオイル
メルヴィータとは
メルヴィータはフランスで人気が高いオーガニック化粧品のメーカー。
オーガニック認証化粧品としてエコサートとコスメビオというフランスの二つの厳しいオーガニック基準をクリアしています。
プロヴァンスの近くの 南東部アルデーシュという街で誕生し、創業者のベルナー・シュビリアは現在でもメルヴィータの工場の近くに住んでいるのだとか。
手付かずの自然が残るアルデーシュで誕生したメルヴィータは四つのポリシーをもって化粧品を作り続けています。
- オーガニックであること
- 効果を発揮するコスメであること
- 使っていて心地よいコスメであること
- 毎日使える経済性のあるアイテムを提供すること
肌への刺激が少ないオーガニックコスメであっても何の効果ももたらしてくれなければ化粧品としての存在価値はなくなってしまいます。
意外と厳しいことを考えているのなと思ってちょっとびっくりしました。実際、「自然派化粧品」とかって可もなく不可もない、インパクトのないアイテムがありますからね。
またオーガニック化粧品と言うと価格が高いイメージがありますが、メルヴィータのアイテムは比較的買いやすいアイテムのものが多いです。
今回、使ってみたアルガンオイルも税抜き価格3600円。すごく安いというわけではありませんが、使う量が少ないので、ひとつ買えば十分にもつ…ということを考えると経済性の高いアイテムであることがわかります。
オーガニック認証を受けたオーガニック化粧品であるということ
最近、「ナチュラルコスメ」とか「ボタニカル成分」って言葉をよく聞きますよね。これらのコスメとオーガニックコスメはどう違うのでしょうか。
日本ではオーガニック化粧品に関する明確な基準がなく、1種類でもオーガニック栽培された植物性原料が使用されていればオーガニック化粧品と名乗って販売することもできてしまいます。
またナチュラルコスメに至っては一つでも自然由来成分が入っていれば、 OK ということになり基準はとてもあいまいなんです。
これに対してヨーロッパは安全性や環境保護についてかなり厳しい基準があります。
あちらでオーガニックコスメと銘打って販売するためには、
- 全成分の95%以上がオーガニック成分である
- 製品の10%以上がオーガニック成分である
など、細かい基準があり、2年ごとに審査を受けなおして基準をクリアし続けていることを証明しなければなりません。
メルヴィータはこれらの厳しい基準をクリアした、本物のオーガニック化粧品なんです!
メルヴィータのアルガンオイル
美容オイルのなかでも知名度が高いアルガンオイル。アルガンオイルはアルガンの実の中に詰まっている種から抽出されます。
画像は、そのアルガンの実。どんぐりっぽい感じ。
アルガンツリーはモロッコで栽培されているアルガンツリーは貯水力のある植物。数年間、雨が降らなくても枯れないと言われ、アルガンの実から取れるオイルは保湿力が高いことで知られています。
原産地であるモロッコでは現地の女性が一つ一つアルガンの実を砕き、中の種を取り出しているんだそうです。
もちろん、精製せずコールドプレスもしくは浸出法により抽出しているため、自然の力がまるごと残っています。
ブースターで使うか美容液として使うか。オイルの違いって?
今回メーカーさんのお話を聞いてとても興味深かった点。
美容オイルって、化粧水の後に保湿アイテムとして使うものと、化粧水の前にブースターとして使うもの2つありますよね。でも、これって、なにが違うのでしょうか。
実は、その違いはオイルの組成にあります。
アルガンオイルは皮脂の組成に似ているため、肌によくなじみ、その後につけた化粧水もスッとしみこむ感覚があります。そのため、ブースターオイルとして使用するのがお勧めです。
一方、肌表面をベールのように覆って肌の上に残るようなオイルは、使用した後に化粧水をつけても膜ができてしまっているため浸透しません。なので、保湿ケアの最後に潤いを閉じ込めるようにして使うのが適しているのだそう。
なるほど!!
皮脂の組成に似ているオイルはアルガンオイルのほか、ホホバオイルなどがありますが、その商品や生成方法などによって、肌になじむかどうかは個人差があるため、いろいろ試してみて使用感が良いもの=自分の肌に合っているものを使うのがベストなんだです。めちゃめちゃ勉強になりました!
メルヴィータのアルガンオイルを使った感想
まず、試してみて、びっくりしたのが、化粧水の手触りが全然違うものになること。メルヴィータのアルガンオイルをブースターにすることで、手持ちの化粧水が変わる!そんな感じです。
ブースターオイルというのは今までも何度か使ったことがあったのですが、このアルガンオイルの後に化粧水をつけると、スッと浸透するだけではなく肌がモチモチになって内側からふっくらするような感覚。見た目もキメが整う感じです。
上は、アルガンオイルをつけてから化粧品をつけた手の画像。で、こちらはそのまま化粧水だけをつけた画像です。なんとなく化粧水が浮いているというか、弾かれて浸透していないのが分かりますよね。
若い頃は朝目が覚める覚めて鏡をのぞくと、肌に程よいツヤ感(テカり?)があったのですが、皮脂分泌が低下している今、朝一の肌が乾燥しているということも少なくありません。
このアルガンオイルを塗って寝た翌朝は、肌に程よいツヤ感とハリがあって、若い頃のような感覚を思い出しました。なかなかよさそう…。
さらっとしていてとても使いやすいし、ボトルに工夫されているから適量を確実に取り出すことができるというのもストレスがなくていいです。
ローズの化粧水がめちゃめちゃいい香り!癒される!
今回のメルヴィータのセミナーでは、ローズの化粧水も試すことができたのですが、この化粧水の香りの良さにビックリ。
思わず蓋を開けて何度も匂いを嗅いでしまうようなリラックスする香りです。
この弾力のある潤い肌に導く化粧水も100 ml 2400円と割と買いやすい価格になっています。
冬場はアルガンオイルでホットオイル
メルヴィータのアルガンオイルはブースターオイルとして使うだけではなく、温めて使うこともできます。
お風呂の中でオイルを塗って温まるフェイスパックや湯上りの肌に薄くオイルを伸ばすケアやまたヘアケアにも使うことができます。
ひとつ用意しておくとこれからの空気が乾燥する季節つやつや肌や髪をキープできそうですね。
まとめ・メルヴィータのアルガンオイル
私の場合、肌が突然かゆくなって、プチッとニキビのようなできものができることがあるため、毎日使うことはできないと思いますが、今回のように肌がごわついていたりカサカサに乾燥したりしているときは、ブースターとして使ってみたいと思っています。
ブースターオイルとしてはこのメルヴィータのアルガンオイルが一番かな。
価格も手頃だし、顔や手、体、髪と全身に使えるので、使い切ったら是非リピートしたいです!!あとローズの化粧水もほしい~!!