ここ数週間ちょっと厄介なことが続いたので、自分にとってのパワースポットである上野にある摩利支天・徳大寺にお参りしてきました。
アメ横の中にある、あのお寺と言えば分かる人も多いかも。
摩利支天とは
摩利支天は炎を神格化した仏教の守護神。信仰する人に気力、体力、財力を与え、厄を除き、福を招き運を開いてくれると言われています。
日本では昔から武士階級から信仰を集めていて、徳川家康や毛利元就も摩利支天の尊像と旗印とともに出陣したと言われているのだとか。
私が摩利支天について知ったのは、2007年の大河ドラマ「風林火山」のなかで内野聖陽さんが演じた山本勘助(武田信玄の軍師)が摩利支天のお守りを渡したシーン。
その後、アメ横にあるあのお寺に摩利支天像が祀られているということを知り、お参り行ったのがきっかけで、その後もことあるごとにお参りしています。
この上野の徳大寺、パワースポットとしても知られていて、私も最近なんかだめかもと思う時にお参りすると、元気になれるお寺なのです。
摩利支天のパワー
私がなぜ、摩利支天様へのお参りをしているかというと、話は数年前にある手術を受けたときさかのぼります。
地元の病院で手術を断られ続け、半ばあきらめた気持ちで関西地方の病院の予約して診察を受けました。
その診察を受ける前、朝食をとった喫茶店にこの摩利支天像の絵が飾られていたんです。
上野の徳大寺にお参りした後だったので、これって何かの兆し?と一瞬思ったのですが、地元でさんざんな言われ方をして手術を断られていたので「どうせここでも断られるだろう」と気落ちしたまま病院に向かったんです。
ところがその病院では先生が「うちなら手術できます。それに僕はあなたが言っていることがそれほどバカげたことじゃないと思いますよ」と言ってくださったのです。
どうしてこんな遠くまで来たの?と尋ねられ、地元の病院でさんざんバカにされたことを話したのですが、看護師さんも励ましてくれて、診察室で涙を流したことを今でも覚えてます。
その日の朝もファーストフードのお店やらスターバックスやらに入れなくて、何軒目かにようくたどり着いた喫茶店だったんです。
後から思えば、あの朝、摩利支天様が前を向きなさいと言ってくれていたのかなと。とても丁寧にトーストを焼いておいしいコーヒーを入れてくれるお店でした。
それ以来すっかり摩利支天様を信仰しているというわけです。
摩利支天と亥の年の関係
摩利支天にはイノシシが仕えていると言われていて、イノシシに乗った姿で描かれることが多くなっています。
そのため徳大寺では亥の日をご縁がある日、縁日としています。この日にお参りすると特別なご利益があると信じられていて、ご祈祷にくる方も多いのだとか。
最近なんかついてないなぁと思った先日。
そういえば最近、摩利支天様にお参りしてないなぁ…と考えながら次の亥の日はいつだろう?と思ったら、翌日じゃないですか。これはもうお参りに行けってことだなと思い、昨日早速行ってきたというわけです。
2019年の亥の日はこちら
亥の日カレンダーはこちら。ただ、今年は亥の年なので、365日ご縁日!と考えてもいいそうです。
時間がなくてご祈祷はできなかったけれど、個人的にご祈祷をしてもらっている会社経営者の方がいました。商売繁盛や勝利祈願に来られるアスリートの方も多いみたいです。
気力、体力、財力ってどれも自分に必要なものばかり。おみくじも大吉だったし、これから運が上向きになると信じています。