ヒルドイドが保険適用外へ?

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美容マニアの間で話題になっていた、ヘパリン類似物質を配合したヒルドイドなどの皮膚のお薬が保険適用外になるかもしれない。というニュースが飛び込んできました。

 

ヒルドイド以外の薬(例えばステロイドとか、ヒスタミンの内服薬とか)が処方されず、美容目的とかでヒルドイドだけを出してくださいという要望には保険が適用されない。っていう方向にいくかもしれないというニュース。

 

www.medwatch.jp

 

美容マニアの方が毎日、お風呂上がりに全身にヒルドイドを塗っているとブログに書いていて、えー医薬品なのにそれってアリなの?と疑問に思っていたのですが…。

 

明らかに美容目的なら、医療費の圧迫につながるし、本来出してもらう必要のある患者さんに迷惑がかかるのでは?と小心者の私はドキドキ……。

 

数カ月前に私も脂漏性皮膚炎のような症状になってしまい、肌がカッサカサになって小林製薬のさいきを使ってみたところ、結構よかったので、皮膚科で出してもらえないかなーと思ってはいたのですが…。

 

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他にもいくつかヘパリン類似物質を配合したOTC医薬品がありますね。

 

 
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初診料がかかることを考えたら、このくらいの金額のOTCを買った方がいいように思います。ドラッグストアでさいきを買うと高いですから注意して!

 

私は 医師に「○○という薬を出してください」ということに抵抗があって、どうしようか迷っていたところ、皮膚炎がひどくなり、結局皮膚科で先生からこれ使ってみてくださいと言われて、図らずもヒルドイドを出してもらうことに。

 

でも、このヘパリン類似物質、血行を促進する作用があるので、炎症をともなうかゆみのある皮膚炎にはNGなんですよ。

 

アトピーに処方されることもあるらしいけど、アトピーヒルドイドなんて塗ったらかゆくてしかたない…ということになるのではないでしょうか……。かゆみを抑えるヒスタミンの内服薬とかゆみを引き起こす恐れのあるヒルドイドを同時に処方すること自体、疑問を感じます。

 

私の場合、案の定、かゆみがひどかったので途中からヒルドイドを塗るとかゆくなってしまって。でも、普通の化粧品がどれも使えなくなってしまったので、仕方なくちょびちょび塗ってはいたのですが、そのうち、これは肌に合わないなと思って中断。

 

そして相沢皮フ科で診てもらったところ、酒さと診断され、看護師さんに「保湿剤はどんなの使ってますか?」と聞かれて、ヒルドイドを…と答えたら「あ、それはやめた方がいいです」と即答されたので、やっぱりかゆいときには使わない方がいいんだな。と理解しました。

 

ヒルドイドも刺激が少ないとはいえ、医薬品ですから漫然と症状もないのに長期間使いづづければ副作用が出る可能性は否定できませんよね。

 

でも、皮膚科でヒルドイド出してください」と躊躇なくいう女性が多いらしくて、私が大好きな五本木クリニックの桑満先生のブログでも、先生がこんな驚愕のケースを紹介していらっしゃしました。

 

自治体によって若干の違いがあるようですが、当院のある目黒区は中学生までの医療費は自己負担が0円です。

 

お子さんのアトピー等の診察のついでに、お母さん用のヒルドイドをゲットすることが可能です、それも自己負担0円で。

 

こんな場合は「この子が必要としているヒルドイドは月にこれくらいだから、これ以上は必要ないのでだせないよ」と私は答えるようにしています。

 

www.gohongi-beauty.jp

 

桑満先生のブログより引用させていただきました。

 

子どもの病気に乗じて、自分のために美容目的で医薬品を処方してもらう…しかも、子ども医療費として、タダで手に入れようとする。

 

驚愕しまくりです。こんな人本当にいるんですか……。先生が書いているんですから、いるんですよね。自治体の子育て支援制度を冒とくしているじゃないですか!これはひどい

 

こんなことをしていたら本当に必要な人まで、「この人は本当にヒルドイドが必要なんだろうか」と疑われちゃうし、なにより医療費が増えて、日本が世界に誇る(ってのは大げさかも)医療保険制度が維持できなくなるかもしれない。

 

でも、医師側でもあまり危機感を持っていない先生がいるのも事実で。

 

以前Twitterでキャバクラに勤めている女性が

 

ヒルドイドを美容目的で使っている女はみんな貧乏。昨日、来た客(医者)はおみやげにヒルドイドを大量に持ってきて『使える客』って感じ」

 

みたいなことをつぶやいていたんです。

 

医師側もこんな認識している人がいるくらいだから、一般の人も影響を受けるだろうし、そりゃ医療費もかさむはずだわ!と驚いたのですが、確かに医師でもヒルドイドは化粧品より効果があっていいですよー的な発言をしている人を見かけるのも事実。

 

小林製薬のさいきは量に対して価格が高いし、いっそのことヒルドイドを製造しているマルホが小林製薬より、少し安く、市販薬としてヘパリン類似物質配合の薬を出してくれればいいんじゃない?と思います。さいきより安かったら爆発的に売れるよ、たぶん。

 

私のようにヒルドイドやワセリンでかゆくなる人間にはあまり影響のないニュースですが、今回のことで『医薬品を化粧品代わりに使うという行為』がどれだけ、医療制度に影響を与えているか、国民が考えてみるいい機会になったのかも。と思います。

 

ちなみに私は乾燥を抑えるために、親水軟膏を出してもらっています。これはワセリンが入っているそうだけど、ワセリン単独で塗るとかゆくなる私にも使えます。

 

ワセリンのように蒸れて汗が出るような不快感もなく、乾燥を抑えてくれるのに無刺激。本当に助かります……。なに塗ってもかゆいんだもの……。