何だかんだいって10年近く、日本と海外を行き来していて、ここ数年は海外にがっつり住んでいたので、日本で流行っていることに疎くなっている私。
先日、すんごい素晴らしい理論があることに気がついて、感心していたら日本ではもうかなり前から浸透している考えであることを知ってさらに驚愕した次第。それは
仮氏
だっ!!!
仮氏(かりし)とは…。
彼氏ではない、仮の彼氏。本当の理想の相手を見つけるまでそばにいてもらうことで、自信を持てるようになって本命の相手が見つかりやすくなる。
都合のいい男って感じもしますが、仮氏の線引きは人によって違うんじゃないかと思われる。
生理的に受けつけない相手とか、完全に格下に見ているような相手は仮氏にはなりえない。アッシーとか、メッシーとか(もう完全に歴史の遺物だけど)とは違う、ということ。
付き合ってみてもいいかなぁ…と思える相手のみが仮氏になりうる…という感じ。古くは友達以上、恋人未満とか言ってた存在のこと…らしい。
復縁を目指すなら仮氏を作ろう
女性にとって永遠のテーマである、復縁。意外に復縁を望んでいる女性って多いんだなーと最近、思っている。
女性は好きになると家族みたいになっちゃうから、それが愛じゃなく、情であることに気がつかずに相手に執着しつづけて、苦しみを引きずっている人も多いと思う。でも渦中にいるときは気がつかないし、そんな風に思えないんだよね。
『もっといい人がいるよ!』とか、『あんな男にあなたはもったいない!』と言われてもなかなかその気になれないし、だいたい新しく好きになれそうな相手もいない。
彼氏がいたときのほうがモテたよなー。と感じている人は多いハズ。誰だって失恋後の落ち込んでいる女性や血眼で次の相手を探している女性には近づきづらいからね。
そこで、考えてみて欲しいのが仮氏だ。
彼氏がいたときのほうがモテた。というのはその時の自分に余裕があったということ。幸せだったから、周りにも優しくて、彼氏を見つけなきゃ!とがっつく感じもなく、肩の力が抜けてそれがモテにつながっていたんです。
だから、仮氏をつくって、『彼がいる余裕がある状態の自分』を取り戻す。
本当の意味での復縁というのは時間がかかるから、とりあえず、同時進行でコレを進めてみてほしい。仮氏を探そう。
広義の仮氏と自分なりの仮氏の定義は分ける
復縁を望んでいるような、比較的一途でまじめな女性の皆さんにとっては
『そんな好きでもない人となんて付き合えない。割り切って体の関係も持てということ?』
と青ざめてしまう人もいるかもしれない。確かに付き合ってもいない人と体の関係をもつなんて、それはセフレと変わらないのでは…と思う人もいると思う。私も同感。
体の関係をフワフワ付き合ってもいない人と持つのはよくない。と思う。この辺りは自分の良心とポリシーと天秤にかけて、自分なりの仮氏の定義を作ることが大切。
体の関係はちょっと…というのであれば、優しくしてくれる男友達を作ってみる。あるいはすでにいる男友達に助けてもらう。ようは、男性から大事にされる感覚を思い出せればいいんだから。
それも難しいなら、この際、脳内彼氏でもいい。バカバカしいと思うかもしれないけど、これ結構、気持ちに余裕が生まれるから是非試してみて欲しい。私の大好きなタツコ・マーティンさんも『理想の相手を宇宙から引き寄せる方法』として、この本の中で勧めていた。
見た目や性格など事細かに理想の男性を描いて、架空の恋人を作り出す。困ったことや辛いことがあれば、その架空の恋人に相談して…ってそんなバカバカしいこと!と思うかもしれないけど、タツコ・マーティンさんのカウンセリングを受けたクライアントもこれで現実世界でも、理想の恋人を見つけ出しているんだとか。
それも、見つかるのが自分が思い描いた理想の近い相手なんだって!
ちょっと…。これは想像しないと損じゃないですか。普通にしてたって理想の相手なんてなかなか現れないんだから。
でも実際には仮氏が彼氏に昇格したり、彼氏が仮氏に降格することもあるらしい。それならそれでいいじゃないですか。
復縁って本当にケースバイケースでうまくいくときもあれば、それはやめた方がいいっていうケースも多い。前も勧めたけど、復縁を考えているなら是非、この本も読んでみてほしい。
パートナーにずっと「大好き」と言ってもらえる本 ふたりの愛をもっと深めるために
- 作者: Dr.タツコ・マーティン
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繰り返しだけど、復縁というのは時間がかかるもの。別れた直後はボロボロでとにかく時間を戻したい!と思うだろうけど、自分の気持ちを見直してみることもすごく大切。冷静になってみると『やっぱやめたほうがいいな』とか『なんでこんなのに執着していたんだろう』と思うことが、ほんと、多いから。
自由になった時間を有効に使って、本をたくさん読んで、自分の内面を磨く時間にも当ててほしい。